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東京都渋谷区の歴史
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所在地 渋谷区恵比寿1-18-1 (台雲寺)

  子育地蔵尊

建設年月日     昭和16年(1941)4月4日

建設者 渋谷区恵比寿4丁目10-2番地(旧景丘町33番地)
 父 柴田寅蔵(当年82才)
 母 故柴田登美(昭和53年〔1978〕8月17日 亡くなる78才)



 昭和5年(1930)9月25日次女美代子が(5才)で亡くなり、昭和15年(1940)12月4日四男登久光を(5才)で亡くし両親は冥福を祈るため旧青山1丁目石勝石材店の日本一の石工(帝展入選者)の加工を受け子育地蔵尊と名付け末永く供養をいたし、世の中の子供が育つようにと建設する。

 昭和16年(1941)4月4日開眼式を行う。
 当時は戦時中にて物資の統制を受けていたが、父親は陸軍の御用商人であったので、特別な配給を受け約400名の来賓を迎え旧台雲寺本堂にピアノを持ち込み日頃故登久光がすきであった(荒城の月)を勅選教授平井美奈子先生に歌ってもらい、つづいて父親がつくった歌「ああ登久光やなぜ死んだ」を歌ひつつ父親がピアノをひき供養を致しました。
 昭和54年(1979)1月
 子育て地蔵尊建設者 柴田寅蔵
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