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東京都渋谷区の歴史
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所在地 渋谷区東4-9-1 (渋谷区立白根記念郷土文化館) 

渋谷区指定有形文化財
 阿弥陀一尊図像板碑
     平成19年(2007)3月1日指定

 この図像板碑の材質は、秩父産の緑泥片岩です。板碑の形状は、山形の頂部、2段の切込み(二条線)、やや突出気味の額部、それ以下の身部、地価に差し込む基部からなります。その下方部(身部の一部と基部)を欠損しておりますが、中心をなす身部には、来迎印を結び蓮台上に立つ阿弥陀如来像が光条を放つ姿で線刻されています。その上方には日月や天蓋が彫りこまれ、蓮台下には、花瓶と香炉が前机の上におかれるという図像で、蓮台の左右に「月待供養」の文字が刻まれています。前机下には、紀年銘と思われる「文」という文字を中心にして、その左右に偈もしくは供養者名と考えられる文字が彫られていたことが痕跡から窺えます。
 板碑の形態や現存する図像板碑の類例から判断すると、15世紀後半頃にあたると考えられることから、「文」は文正か文明、あるいは文亀という年号が想定され、本図像板碑が室町時代中頃に制作されたものと推定できます。
 伝来については、不明な点が多いのですが、当区内に存在する板碑のなかで、図像を表すのはこの板碑だけであり、阿弥陀如来一尊と月待供養が刻まれた図像板碑は、現在のところ関東地方に十数点しか確認されていません。
 渋谷区教育委員会





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